2007.12.25 Tuesday
中国人の運転免許取得の道(クリスマスプレゼント!?)
中国人の方が日本で運転免許を取得しようとした場合、非常に難しい選択を迫られると思います。日本の公認自動車学校は基本的に日本語のみで、学科教習から試験、路上教習等を日本語で受けなければなりません。
日本に来たばかりの方は、先ず日本語の理解が必要。6ヶ月の規定在籍期間に取得出来るかという疑問が残ります。
筆者としては、日本に来る前に中国の運転免許を取得される事をお勧めします。外国免許の切り替えが一番短時間で低価格に日本の免許を取得出来ます。但し入国前に免許を取得してから3ヶ月以上母国で生活している必要があります。入管申請前に是非取得した方が良いでしょう。中国なら都市部でも3000元以内、地方なら1000元から正規の教習が受けられます。地方部なら1500元程度で十分取得出来る筈です。
筆者の場合は、妻に中国で運転免許を事前に取得させておきました。それを持って最終的には日本の免許に書き換えましたが、ここにも落とし穴があります。
中国の運転免許を取得したのは、昨年の2月で、今年日本に短期招聘では無く、妻として正式に来日した際、中国の運転免許を持って運転免許センターへ行ったのですが、そこでは「偽物とはいわないけど標準形式ではないです。」と言われ「結論としてこれでは駄目です!」と宣われてしまいました。何処が駄目かは教えてくれないとの事でしたが、そこは交渉術のプロとして幾つかの相違を聞き出し、「警察としては再発行や書替えはしないで下さい。」との事でしたが、「そんなの関係ない!」で、一時帰国した際、発行公安に事情を説明し、北京式と異なる事のない免許の発行を求めたところ再発行して貰えたので、それを持って再度免許センターへ。一応念の為公証所で発行された公証書を持っていったのですが、書替えた後は問題なく審査を通過。後日JAFにて日本語訳を作成し申請書を作成して貰いました。
最初の免許の違いは、様式が若干異なったりしている点。中国国内での偽造防止の為に各地の公安が知恵を絞って、ある違いを作っているようですが、それが中国政府の北京様式(統一免許)と違う訳で、詳しくは書けませんが在日中国大使館でもその事実は認識しており、「公証を発行出来ます。」と言ってはくれてはいましたが、筆者の場合は現地書き換えで問題がなくなりました。
日本の警察の場合は、上下関係の都合上融通が利かないので、正しく取得した免許であれば、現地公安にて国際通用する中国政府の統一免許を発行して貰えば問題ないでしょう。
さて、ここからが本番。中国の免許を持っているとはいっても、筆者でさえ運転したくない中国の運転事情。日本のルールをきっちりと学んで貰う為、日本国内で、日本の運転ルールをきちんと勉強してもらう為、中国語でしっかりと教えてもらえる自動車学校に入所する事にしました。それは埼玉にあります。筆者の家からも近く電車でも20分圏。早速11月の中旬に警察で書いて貰った書類を持って入所。1ヶ月間乗り放題(推測40時間程度の金額算定)外国免許書き換え)で何と10万円以下。
非公認学校ですが届け出自動車教習所なので、ゼロからスタートしたとしても中国語で100問の仮免許学科試験、本試験を受験出来る学校です。学科が受かれば実技試験は千葉・東京・埼玉等で受験可能。(中国語での各種試験を受ける為には、日本で唯一中国語試験を実施している運転免許センターへ出向く必要があるので、別途交通費が2万円程度必要になります。)
筆者の妻の場合は、何だかんだで60時間程度の教習を積んで貰いました。筆者が同乗して駄目な部分は再度教育して貰う。社長は赤字だ〜とは言っていましたが、まあ、そんなもんでしょう。1時間の教習時間は1,500円程度。一般的には3,500円〜4,500円程度なので格安です。
学科等を含めて中国免許を持っていない場合でも6ヶ月程度によって20万円前後で教習して貰えます。多くの中国人の方が遠方から来ても納得の低価格が売りのようです。
さてさて、そんな感じで、12月の18日に一度目の試験を受けたのですが、学科10問は問題なくクリア。実技はクランクで前方接触にて敢えなく撃沈。緊張のし過ぎでした。教習所の車より前が長いクラウンなので最初はそんなもんでしょう。日本人でも運転経歴が無い人間が一発試験で一発合格なんて無理無理...。その後23日に筆者が教官となって、教習所を2時間練習(教官が足りない...?)。徹底的にクランクの勉強。その他はそこそこ上達しているので、筆者的には不得意事項を克服させるため、クランクの裏技ではないですが、何度か実際に見せてからタイミングと注意点を教えて終わりました。これなら何ら問題ないでしょうというレベルに到達。教官はもう大丈夫と言っていたのですが、24日に3時間程教えて貰い、25日に再試験。2度目で無事に合格しました。運転経歴の浅い女性が2回で合格したのはこの教習所の新記録となり、通常は4〜5回は受験しないと合格出来ないと言われる中、時間的にも費用的にも短く安く運転免許を取得する事が出来ました。
筆者の免許取得日は12月24日のイブ。妻は25日のクリスマスと取得日も良い感じです。公安委員会からのクリスマスプレゼントかもしれませんね...。
教習所の紹介は色々広告があるのですが、同じ教習所なのに仲介経費が乗って高くなっている場合があります。必要があれば教習所をお教えしますのでお問い合わせ下さい。
ある程度の価格設定はありますが、社長と同乗して技量を見極めてからの費用相談となります。費用と効果を考えて社長と交渉してみて下さい。外国免許の切り替えの場合、再試験の予約に期間を要しますので、1ヶ月〜45日程度で教習契約する方が無難だと思います。それを過ぎた場合、必要に応じて追加料金を払って教習を受ける事が出来ます。1時間3,150円(期間終了後ではない一般外来等の場合は3,800円)だそうです。これを2時間受けて仮免一発合格した強者女性も居るので、中国人女性恐るべし!ですね...。
筆者の妻の場合は、現地教習費1000元+α。免許試験等500元程度。日本語訳作成費3,000円、日本国内の教習費9万円、試験費用2,400円×2、交通費等で13万円程度と、とてもリーズナブルでした。
お問い合わせはメール問い合わせにてお願い致します。折り返しご案内させて頂きます。
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日本に来たばかりの方は、先ず日本語の理解が必要。6ヶ月の規定在籍期間に取得出来るかという疑問が残ります。
筆者としては、日本に来る前に中国の運転免許を取得される事をお勧めします。外国免許の切り替えが一番短時間で低価格に日本の免許を取得出来ます。但し入国前に免許を取得してから3ヶ月以上母国で生活している必要があります。入管申請前に是非取得した方が良いでしょう。中国なら都市部でも3000元以内、地方なら1000元から正規の教習が受けられます。地方部なら1500元程度で十分取得出来る筈です。
筆者の場合は、妻に中国で運転免許を事前に取得させておきました。それを持って最終的には日本の免許に書き換えましたが、ここにも落とし穴があります。
中国の運転免許を取得したのは、昨年の2月で、今年日本に短期招聘では無く、妻として正式に来日した際、中国の運転免許を持って運転免許センターへ行ったのですが、そこでは「偽物とはいわないけど標準形式ではないです。」と言われ「結論としてこれでは駄目です!」と宣われてしまいました。何処が駄目かは教えてくれないとの事でしたが、そこは交渉術のプロとして幾つかの相違を聞き出し、「警察としては再発行や書替えはしないで下さい。」との事でしたが、「そんなの関係ない!」で、一時帰国した際、発行公安に事情を説明し、北京式と異なる事のない免許の発行を求めたところ再発行して貰えたので、それを持って再度免許センターへ。一応念の為公証所で発行された公証書を持っていったのですが、書替えた後は問題なく審査を通過。後日JAFにて日本語訳を作成し申請書を作成して貰いました。
最初の免許の違いは、様式が若干異なったりしている点。中国国内での偽造防止の為に各地の公安が知恵を絞って、ある違いを作っているようですが、それが中国政府の北京様式(統一免許)と違う訳で、詳しくは書けませんが在日中国大使館でもその事実は認識しており、「公証を発行出来ます。」と言ってはくれてはいましたが、筆者の場合は現地書き換えで問題がなくなりました。
日本の警察の場合は、上下関係の都合上融通が利かないので、正しく取得した免許であれば、現地公安にて国際通用する中国政府の統一免許を発行して貰えば問題ないでしょう。
さて、ここからが本番。中国の免許を持っているとはいっても、筆者でさえ運転したくない中国の運転事情。日本のルールをきっちりと学んで貰う為、日本国内で、日本の運転ルールをきちんと勉強してもらう為、中国語でしっかりと教えてもらえる自動車学校に入所する事にしました。それは埼玉にあります。筆者の家からも近く電車でも20分圏。早速11月の中旬に警察で書いて貰った書類を持って入所。1ヶ月間乗り放題(推測40時間程度の金額算定)外国免許書き換え)で何と10万円以下。
非公認学校ですが届け出自動車教習所なので、ゼロからスタートしたとしても中国語で100問の仮免許学科試験、本試験を受験出来る学校です。学科が受かれば実技試験は千葉・東京・埼玉等で受験可能。(中国語での各種試験を受ける為には、日本で唯一中国語試験を実施している運転免許センターへ出向く必要があるので、別途交通費が2万円程度必要になります。)
筆者の妻の場合は、何だかんだで60時間程度の教習を積んで貰いました。筆者が同乗して駄目な部分は再度教育して貰う。社長は赤字だ〜とは言っていましたが、まあ、そんなもんでしょう。1時間の教習時間は1,500円程度。一般的には3,500円〜4,500円程度なので格安です。
学科等を含めて中国免許を持っていない場合でも6ヶ月程度によって20万円前後で教習して貰えます。多くの中国人の方が遠方から来ても納得の低価格が売りのようです。
さてさて、そんな感じで、12月の18日に一度目の試験を受けたのですが、学科10問は問題なくクリア。実技はクランクで前方接触にて敢えなく撃沈。緊張のし過ぎでした。教習所の車より前が長いクラウンなので最初はそんなもんでしょう。日本人でも運転経歴が無い人間が一発試験で一発合格なんて無理無理...。その後23日に筆者が教官となって、教習所を2時間練習(教官が足りない...?)。徹底的にクランクの勉強。その他はそこそこ上達しているので、筆者的には不得意事項を克服させるため、クランクの裏技ではないですが、何度か実際に見せてからタイミングと注意点を教えて終わりました。これなら何ら問題ないでしょうというレベルに到達。教官はもう大丈夫と言っていたのですが、24日に3時間程教えて貰い、25日に再試験。2度目で無事に合格しました。運転経歴の浅い女性が2回で合格したのはこの教習所の新記録となり、通常は4〜5回は受験しないと合格出来ないと言われる中、時間的にも費用的にも短く安く運転免許を取得する事が出来ました。
筆者の免許取得日は12月24日のイブ。妻は25日のクリスマスと取得日も良い感じです。公安委員会からのクリスマスプレゼントかもしれませんね...。
教習所の紹介は色々広告があるのですが、同じ教習所なのに仲介経費が乗って高くなっている場合があります。必要があれば教習所をお教えしますのでお問い合わせ下さい。
ある程度の価格設定はありますが、社長と同乗して技量を見極めてからの費用相談となります。費用と効果を考えて社長と交渉してみて下さい。外国免許の切り替えの場合、再試験の予約に期間を要しますので、1ヶ月〜45日程度で教習契約する方が無難だと思います。それを過ぎた場合、必要に応じて追加料金を払って教習を受ける事が出来ます。1時間3,150円(期間終了後ではない一般外来等の場合は3,800円)だそうです。これを2時間受けて仮免一発合格した強者女性も居るので、中国人女性恐るべし!ですね...。
筆者の妻の場合は、現地教習費1000元+α。免許試験等500元程度。日本語訳作成費3,000円、日本国内の教習費9万円、試験費用2,400円×2、交通費等で13万円程度と、とてもリーズナブルでした。
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